2024年度第3回クレアソウルセミナーを開催しました!
2025年1月23日(木)・24日(金)、京畿道で2024年度第3回目のセミナーを開催し、韓国内に駐在している日本の地方公務員など15名が参加しました。
今回は、京畿道北部庁舎を訪問し、京畿道北部特別自治道の設立に向けた推進背景や、都市再生事業についての見識を深める貴重な機会となりました。
また、坡州市のDMZを視察し、朝鮮半島の南北分断の歴史や、平和の尊さについて学びを深めました。
(1)京畿道北部庁舎訪問
京畿道都市住宅室都市都市財政課より、「京畿ザ・ドリーム再生事業」についてご講演をいただきました。都市再生事業とは、人口減少、産業構造の変化、居住環境の老朽化などにより衰退化した都市を新たな機能や地域資源の活用を通じて活性化させる事業のことを指します。京畿道での事業事例の紹介や日本の事例との比較を踏まえながら、事業の成果、問題点、改善方策について説明をいただきました。

写真: 講義の様子
また、京畿北部特別自治道推進団団長より、京畿道北部特別自治道の推進背景と課題についてご講演いただきました。京畿道内では、京畿道北部地域とその他の地域との不均衡を緩和し、北部の資源をより効果的に活用するために、京畿道北部独立の声が高まっています。京畿道北部特別自治道設置に向けた現況や、今後の方向性について学びを深めました。

写真:講義の様子
(2)DMZ見学
臨津江(イムジンガン)の独開橋、国立6.25戦争拉致被害者記念館、キャンプグリブス等の視察を行いました。京畿道庁、京畿観光公社の案内の協力のもと、一般的なツアーでは見学が難しい場所へも訪問を行い、韓国と北朝鮮の歴史や関係性について学びました。

写真: 臨津江(イムジンガン)の独開橋

写真:国立6.25戦争拉致被害者記念館での視察の様子

写真:キャンプグリブス視察の様子