2021年12月3日、クレアソウル事務所と料理教室ABC Cooking Studio KOREA社の共催で、沖縄県の「食」をテーマとしたインバウンド促進イベントをオンラインで開催しました。
コロナ禍においても継続して日本の地域の認知度向上を図ることを目的に実施したもので、食材や地域PR資料は事前に自宅に配送。参加者は各々の自宅からイベントに参加し、オンライン交流を行いました。
〇概要
<日時> 2021年12月3日(金) 19:00-21:00
<進行方法> ABC Cooking Studio KOREAのスタジオからZoom配信
<参加者数> 28名(韓国人)
<料理内容> 鶏肉のシークワーサー南蛮漬け、もずく酢、沖縄風炊き込みご飯、沖縄黒糖ミルクティー
〇沖縄県&料理の概要説明(約10分)
料理体験を始める前に、今回使用する沖縄県の食材の説明などについて、沖縄県ソウル事務所からご紹介いただきました。
沖縄県のシークワーサー、もずく、黒糖はおいしいだけでなく、体に良い成分が豊富に含まれています。例えば、シークワーサーに含まれているノビレチンは、血糖値、血圧の上昇の抑制や発がんの予防、リウマチや痴呆の予防に効果があるとされています。もずくや黒糖も病気の予防などに効果のある成分が含まれており、沖縄の人々の健康を支える食品であるとが説明されました。
〇料理体験(約100分)
沖縄県の食材に関する情報を聞いたところで、料理体験開始!
食材は事前に参加者へ配送し、当日は先生が調理する様子をABC Cooking Studioから配信しました。
まずは、沖縄風炊き込みご飯から調理開始。炊き込みご飯の具材も使用する分だけ準備されているので、具だくさんの炊き込みご飯の準備も楽ちんです。先生の手元を映しながら具材の大きさなどを確認しつつ、下準備をします。また、調味料などが小分けになった袋には番号が記載されており、使用する食材を先生と確認しつつ調理を進めます。
炊き込みご飯は小さな鍋に具材を入れて作ります。各家庭で使っている機材が違うため、生徒とコミュニケーションを取りつつ、火加減の説明を丁寧に行います。
また、シークワーサー南蛮漬けの鶏肉にも下味を付けて、味を馴染ませます。
もずくの調理中には、冷たくして食べると食感がより楽しめるという説明があり、下処理をした後に冷蔵庫に入れるように指示がありました。また鶏肉の南蛮漬けを調理する際には油の量や温度について、手元を見せつつ説明をされました。低めの温度でゆっくりと火を通していきます。南蛮漬けは揚げた鶏肉にソースをかけたものですが、韓国では馴染みがない料理で、油で揚げた鶏肉のサクサクとした食感が好きな人もいるため、今回はソースを上からかけずに盛り付けました。
沖縄黒糖ミルクティーを作る際には、沖縄県からプレゼントされた黒糖を使って、お客さんのお茶に入れてもてなすのもよいかもしれないというお話もありました。
約2時間の調理時間でしたが、全4品の料理が無事に完成!各々が作成した料理を披露。様々な器にきれいに盛り付けた料理を見て、みなさん大満足のようです。
イベント後のアンケートでは、参加者から「はじめての料理体験でついていけるか心配だったが、思ったよりもスムーズで安心した」、「沖縄に6回行ったことがあり、沖縄料理を恋しく思っていたが、今回の料理体験のおかげで沖縄を感じることができた」などの意見が寄せられました。また、SNSにイベントの様子を掲載する参加者の方もいらっしゃり、イベントの満足度の高さがうかがえました。
クレアソウルでは今後も様々な方法で日本の地域PRを実施して参ります。
参加者の皆様はご参加いただき誠にありがとうございました。