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過去の開催実績

  • 2015年度 第3回
  • 英語教育の取組みと「日韓地方再生及び創生」の討論について ~ソウル市英語村スユキャンプの視察、CLA
  • 2015年11月11日

    ソウル特別市

  • 2015-12-02
  • ■今回のクレアソウルセミナーは・・・
      2015年11月11日、ソウル特別市内において、2015年度第3回目のセミナーを開催しました。
     今回のセミナーでは、韓国各地で自治体が設置運営する英語体験施設の一つ「ソウル市英語村スユキャンプ」を視察するとともに、クレアソウル事務所が2010年から韓国地方行政研究院(KRILA)と共同開催している日韓両国の地方自治制度等に関する研究会「CLAIR-KRILA 2015日韓共同セミナー」へ参加しました。
     
    【2015年度第3回クレアソウルセミナーの概要】
    1 日にち
      2015年11月11日(水)
    2 場 所
      ソウル特別市
    3 内 容
     (1)「ソウル市英語村スユキャンプ」の視察
     (2)「CLAIR-KRILA 2015日韓共同セミナー」への参加        
    4 参加者
      15名

    【セミナー当日の様子】

    1 「ソウル市英語村スユキャンプ」の視察
    今回、私たちはソウル市北部にある「ソウル市英語村スユキャンプ」を訪問しました。
    2006年に開設されたこの英語村は、韓国の語学教育企業の大手YBMが受託運営しており、施設内には出入国審査場や食堂などのシチュエーションに応じた教室が用意されています。そこでの体験授業を通して、一般の学校や塾では学ぶことができない、実生活で使える生きた英語を、体で覚える機会が提供されています。英語によるコミュニケーションを実践しながら、英語を使う楽しさや必要性を感じることで、英会話への恐怖心を克服し、学習意欲を高めることができる英語村。緑に囲まれ、西洋風の建物が立ち並ぶ異国的な雰囲気の中、こどもたちはどのように英語に親しんでいるのでしょうか。英語村運営支援チーム権さんのガイドで、スユキャンプ内を案内していただきました。
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    (ソウル市英語村 スユキャンプHPより)
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    西洋風の素敵な外観
     
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    英語村運営支援チーム権さんによる説明
     
    ■韓国における英語教育の歴史
     韓国では、1994年に世界貿易機関(WTO)に参加したことをきっかけに世界化(国際化)政策が活発化し、1997年には小学校3年生以上を対象に英語教育が必修化されました。
     2000年に入ると、学校教育だけでは不足しがちな英語を使う機会を補うため、地方自治体はこぞって体験型・実践型プログラムを提供する英語村を建設するようになりました。スユキャンプでは英語圏での生活を体験できるバーチャル教室がテーマごとに40以上も用意されています。
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    出入国審査時の英会話もリアルな雰囲気で
     
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    ステーキハウスでの注文を体験する参加者
     
    ■提供されるプログラム
     幼稚園~高校生を対象にした、2~3日の定期プログラムは学校の授業の一環としても提供されています。宿泊施設が整備されているため、起きてから寝るまで文字通り英語漬けの生活を送ることができ、さらにソウル市内の小学生であれば市からの補助も利用できるため、かなり安い料金で施設を利用することができます。
     またKAISTと連携した発明&科学キャンプや、韓流プログラムも学生たちに人気があります。
     
    ■質疑応答
     2020年の東京五輪・パラリンピックの開催を控え、東京都が児童・生徒のグローバルコミュニケーション能力の向上策の一環として、英語村の開設を検討するなど、日本の自治体からの注目度も高まっています。参加者からは次々と熱心に質問が寄せられました。
     
     Q:利用者の年齢層は?
     A:小学生の利用が多い。日本語や中国語、また大人向けのプログラムもこれから開発提供していきたい。
     Q:海外では主にロシアからの利用者が多い理由は?
     A:地理的に近いことから費用が比較的安価であること。また、治安の良さや韓流ブームなどが人気の要因となっている。
                                          など
     
    2 「CLAIR-KRILA 2015日韓共同セミナー」への参加
     クレアソウル事務所は、2010年から毎年、韓国地方行政研究院(KRILA)と共同で日韓両国の地方自治体にとって関心の高いテーマについての研究会「CLAIR-KRILA 日韓共同セミナー」を開催しています。これまで、
    2010年度「地方行財政」
    2011年度「防災対策」
    2012年度「福祉行財政政策」
    2013年度「地域コミュニティの活性化」
    2014年度「地方自治体の規制改革」をテーマに開催されてきました。
     
     6回目となる今回は、「日韓地方再生及び創生」をテーマに行政、学術、言論の各分野の専門家により日韓それぞれの制度や事例を紹介するとともに、日韓両国での比較検討並びに今後の課題や方向性等について討論が行われました。
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    クレア三枝理事による歓迎の辞
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    山口佐賀県知事による基調講演
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    総合討論の様子
     
    ■セミナー参加者の感想は・・・
     
     セミナー終了後、参加者を対象に実施したアンケートでは、概ね「大変良かった」あるいは「良かった」との評価をいただきました。
     また、この評価の具体的な理由として、以下のようなご意見をいただきました。
     
    【参加者からいただいたご意見の一例】
    [「ソウル市英語村スユキャンプ」の視察について]
    ・英語の習得というよりも,青少年への人生教育や新しい経験を与えることなどに力を入れているのかなと感じた。
    ・10年も前から韓国が体験型英語教育に力を入れていることを知り、日本より進んでいることを実感した。たくさんの子供たちが参加できるように配慮しており、良い事業だと思った。英会話ができることが当たり前という時代のニーズに応えており、受託運営もしっかりできているように感じた。
    [「CLAIR-KRILA 2015日韓共同セミナー」への参加について]
    ・討論のパネラーの方々が、実務をされている方、理論研究の方、マスコミの方といったバラエティにとみ、かつバランスの良い構成で発表内容、質問内容とも興味深いものだった。
    ・韓国には日本よりも縦割りの行政風土があり、且つ地方分権の余地がかなりまだあると多々感じるが、今後共通の重要課題に日韓で取り組んでいくことは有益だと思う。
                                        など
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    英語村でパチリ