料理体験を通じて、参加者に日本の地方の「食」を体感していただくと共に、観光情報の
提供も行い、各地の魅力を強く発信しています。
2016年度から続く第16回目は、和歌山県の料理体験を実施しました!
●概要
<日時> 2019年8月10日(土) 19:00~21:00
<場所> ABC Cooking Studio KOREA社 スタジオ内
(住所:ソウル特別市松坡区オリンピック路300ロッテワールドモール5階)
<参加者数> 31名(韓国人)
<料理内容>
「うめとりバーガー」・「たこヨーグルトサラダ」・「うめゼリー」
(試食中に、和歌山県の梅酒「紅南高」の試飲も実施)
<アンケート結果>
コチラを参照
●会場(ABC Cooking Studio)
会場は、テーブルが9つ(うち1つは講師用)。大型複合モールの中にあり、外の通路から
スタジオ内部を、大きなガラス窓越しに見ることができます。
●和歌山県&料理の概要説明(約20分)

料理体験の前に、和歌山県と本日の料理について概要を説明。
説明では、エリアによっていろいろな魅力あふれる写真に見入られるなど、興味深く聞いていただけ
ました。

また今回は、食に関する地域の伝統工芸品を使った特別イベントとして、日本三大漆器のひとつで
ある「紀州漆器」を紹介。
和歌山県の銘菓「かげろう」と「柚もなか」を盛り付け、参加者の皆さんに日本の食文化に視覚でも
楽しんでいただきました。
参加者からは、「漆器がとてもきれいだった」「和歌山県に行ったら、紀州漆器体験をやってみたい」
との声があがり、関心をもっていただけたようです。

和歌山県の海岸の絶景や、緑豊かな山々などの自然、
高野山、熊野三山など世界に誇るユネスコ世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」のほか、様々な場所に
ある個性的な温泉、マグロ、和歌山ラーメン、梅などの食に関する説明を受け、和歌山県の魅力をたくさん
感じていただけたようです。
●料理体験(約60分)

和歌山県について詳細な観光情報や本日のメニューについて知ったところで、料理体験開始!

講師の手元が前方のモニターに写るので、参加者の皆さんは説明を真剣に見聞きしながら作っていきます。
親子やお友達同士はもちろん、初対面同士でも楽しく料理を体験していただけたようです。

初心者にも無理のないよう講師が丁寧にフォローします!

限られた時間で力を合わせて料理した結果・・・ キレイに盛り付けて・・・

料理が完成!!
SNSアップ用の写真撮影スポットも作られました。
●試食・試飲(約30分)
作った料理を食べながら、和歌山県の梅酒「紅南高」もご賞味いただきました!

和歌山県で生産される梅の最高品とされる「南高梅」。
そのなかでも特に太陽を浴び、鮮やかな紅色のついた「紅南高梅」だけを使用した「紅南高」は、うすい
紅色をしていて、濃厚でどっしりした味わいと深い香りがします。
参加者からも、「梅の香りが強くて良かった」「大満足。味がとても甘くて、さっぱりしている」との声が
あがりました。

「梅干しソースがハンバーガーにとても合って美味しい」「とても美味しくてびっくり!」と、
あまり韓国ではなじみのない梅干しを使った「うめとりバーガー」がとても好評でした。

参加者には、和歌山県からのお土産もいただきました!
●おわりに

「梅が美味しかった。和歌山県の自然、温泉などに興味が出た。機会があれば旅行してみたい」、
「まったく知らなかったが、今日自然の美しさを見て是非行ってみたいと思いました。日本のワイキキ
ビーチといっても過言でないと思う。」、「新しい観光名所を知ることができてうれしい」、「接する
機会が少ない小都市の料理や文化をもっと学びたい」との感想をいただきました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!